新潟県では海洋プラごみ問題に対して、海岸ごみ・漂流ごみの発生抑制の他、近年は「陸域で不法投棄されるごみの海への流出を防ぐ」という不法投棄撲滅の観点からも取り組んでおり、今大会実施の狙いについて、新潟県 廃棄物対策課 不法投棄対策室室長の大沢昌一郎さんは「海岸清掃活動を通じて、次世代を担う大学生の海洋プラスチックごみ問題への関心を高めてもらう、将来をみすえた啓発をしたい」と説明致しました。
これまで開催してきた東京都・埼玉県の荒川河川敷を離れ、新潟市西蒲区の越前浜海水浴場で実施。海岸で初開催となった同大会に、新潟大学、敬和学園大学、新潟県立大学、新潟国際情報大学の4校から37名の学生が集まりました。
初の関東圏外・新潟県での開催となった同大会ですが、関東地方に比べて学生が少ない中でも、当初の参加人数及び参加大学数の目標を達成。イベント当日の盛り上がりだけでなく、参加学生たちは後日、WEBメディア「豪田ヨシオ部」にアップしたレポート記事をSNS上で情報拡散するなど、さらなる環境啓蒙に繋げました。